Pules diagnosis and Ayurveda consultation（脈診によるアーユルヴェーダコンサルテーション）

アーユルヴェーダの治療は、個々の"体質"に合った処方箋を出すのが特徴です。
体質には、ヴァータ、ピッタ、カファという3つの性質（ドーシャ）があります。例えば、ある人はヴァータ・ピッタだったり、またある人はヴァータ・カファだったり、それぞれのバランスがあります。

同じものを食べているのに、人より太りやすい。とか、肌が乾燥しやすい。とか、便秘になりやすい。とか、、、皆さんそれぞれ"個人差"がありますよね。これは、ヴァータ・ピッタ・カファの特徴を理解していくと腑に落ちてきます。
そして、そのドーシャのバランスが乱れ、本来の自身のドーシャバランスから変化してしまうことにより、様々な症状が生じ不調や疾患を招いてしまうのです。

個々の体質がどの性質を持ち合わせているのか、そして、今どのようなアンバランスを生じているのか、それらをアーユルヴェーダ独特の脈診を持ちいることで診断していきます。
Drは、人差し指でヴァータを、中指でピッタを、そして薬指でカファのドーシャの動きを感じ取ります。
プラクリティという生まれ持ったドーシャバランスは変わりませんが、食生活や生活スタイルなどにより、容易にそのバランスはアンバランスとなり変化します。その時々のバランスをビクリティと呼びます。

"生まれ持ったドーシャバランス"は変わることはありません。
自身の体質を知り、その体質に合った食事方法や季節の過ごし方などを知り取り入れていくことは、まさに“Ayur（生命）Veda (智識）"であり、健やかに生きる為の知識となるのです。